ハーブ園開園のきっかけ

1990年、埼玉県の旧浦和市(現、さいたま市ー浦和市、大宮市、与野市、岩槻市と合併)は近隣の旧大宮市、川口市にまたがる見沼田んぼ(1260ha)の一区画に見沼氷川公園(広さ24,000u、通称案山子の公園)を設置、その一角に2480uのハーブ園を造りました。ハーブ園の中にはハーブの他にツツジ、芝桜が植えられていました。

ハーブがあまり知られていない時代で、二年ほどで土になじまなかったハーブは消え、芝桜がびっしりと根付き、ツツジは大きくなってしまいました。
 「これではハーブ園の看板が泣く、何とかしたい」とハーブ好きの仲間がハーブの世話をするボランティア活動をさせてほしいとお願いしました。初めは難色を示していた市も熱心な声に参加を認めてくださいました。月2回(最初は1回から)定例作業を行うことになり、友の会の活動が始まりました。



会費で枕木などを購入、大きな花壇を作り高低差をつけたガーデンを設置しました。市もバラのアーチを設置したり、作業のためのエプロン・帽子・蒸留器などを順次購入してくれました。

現在は50名の会員で、利用の方法を学んだり交流しながら活動し、市民のみなさんに親しまれるハーブ公園にしたいと努力しています。

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